仮面(元)、1Kの隠れ家

心が暇なので、厨2病だった頃に思いを馳せて、痛々しいものを書きたい

未来に恐怖する

今年21歳、仮面三浪、仮面先は地方国立。
年々酷くなってるなぁ、と思う。



いまから大学に入ったとして、学部卒するのは25、院卒するのは27。仮面失敗して残留して上手いこと留年せずにストレートに進級したとしても26で院卒。ここから就職して、お金貯めて、結婚して、子供を育てたり、、、なんて出来るわけない。

三浪して大学入り直したら今よりはマシな大学に行くだろうが、新卒扱いはされない。かと言って今の大学を卒業したところで、ロクなところに就職もできない。運良く就職できたとして、貯金できるまで何年かかるかも分からない。きっと人並みの生活をできるようになるのは35を過ぎた頃になるだろう。

35を過ぎて結婚できる気もしない。特に結婚願望がある訳でもないが、親が当たり前に自分にしてきたようなことを自分もしてみたい、程度には思っている。



しかしこれ、うーん、詰んでないか。



浪人してでも行きたいとこにいけ、なんてふざけてるなと思う。医学部以外浪人なんかしても無価値だ、くらいの主張の方がよっぽど現実的だ。こういうこと言う人は何故か迫害される傾向にあるけど。


働ける年数が減る、若い時間を無駄遣いする、これだけで浪人して得られるどんな利潤よりも損していると思う。多浪する人はきっと引き返せないんだろうな、と思う。僕も二浪してからは引き返す、なんてことは考えもしなかった。

経済学の講義でサンクコスト効果について学んだ。

経済学は般教で語学を除いて1番苦労しているのでちゃんと理解出来ているかは不安だが、このサンクコスト効果というのは、サンクコスト(埋没費用)やそれにかけた時間を惜しみ、既に雲行きの怪しい事柄に投資し続けてしまう心理的な傾向を意味するらしい。
これはもう失敗したものなのだ、と割り切って投資をキッパリ辞めるのではなく、ズルズル投資し続けて結局大失敗してしまうことを指す、らしい。


多浪ってこれに似てるなぁと思う。浪人した時間やそれにかけたコスト、勉強量を惜しんでしまい、浪数を増やしてしまう。結果的に将来設計がぐちゃぐちゃになって、人生を通した大失敗だ。


このサンクコスト効果はヨーロッパの方の旅客機開発の失敗に因んで、コンコルド効果とも言うらしい。正直多浪効果の方がよっぽどわかりやすい。

浪人とは、人生のうちで絶対に返ってくることはない時間、という立派なサンクコストだ。
浪人なんてしない方がいいに決まってる。

現役や一浪で分相応の大学に行った人たち、みんな楽しそうだなぁ。僕と同じかそれ以下の成績だった人でさえ、分相応の大学でそれなりに楽しくやってる。同成績帯では僕だけが永遠と切り替えられずにズルズルやってしまっている。




将来不安だなぁ。



いつも言ってるけど、せめて飯くらいはまともに食えるようになりたいな。美味しいご飯を食べてる時がなんだかんだいちばん幸せだし、そのためなら出費を惜しんだことも無い。



最近自作のゴミ料理しか食べてないから、久しぶりに美味しいご飯食べに行きたい。


将来のことを考えても結局帰着するのはこういうところだから、考えるだけ無駄なのかもしれない。









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